技術開発

吹付けドローンSerα

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吹付けドローンSerα

概要

2015年に構造物への補修材吹付ドローンとして芝浦工業大学と共同で研究開発をスタートしました。人の手の届かないコンクリート構造物に必要な養生材や補修材を散布できる仕組みを構築し、2018年には特許を取得。

コンクリート表面含浸材・養生材吹付け以外にも、トンネル内作業・塗装・洗浄剤清掃・外壁カビ防止・ハチ退治など、高所作業における液体を吹付け(スプレー)する現場での安全確保と活用を目的として開発した技術です。

液体を吹付け
吹付けの様子

特長

生産性

「仮設足場不要」仮設足場、安全設備の設置・撤去・運搬費・リース代を削減します。

安全性

「墜落災害なし」閉所での酸欠や爆発の懸念がある箇所にも活用が可能です。

運用性

専門技術者の人材不足対策として、ドローンの操縦操作程度の省力化を実現できます。

効率性

ドローンによる点検業務との併用が可能となり、工程の短縮につながります。

ドローンによる作業の様子

技術の向上

現在1号機から6号機まで開発が進んでいます。バッテリーやポンプの搭載箇所を目的に合わせラインナップ化し、機体の安定性や吹付制度の向上等、技術の進化を続けています。

吹付けドローンの技術の進化