環境

環境配慮型建築 ZEB・ZEH・ZEH-M

  • #建築技術
  • #ゼロエミッション

概要

国際社会において、カーボンニュートラルの実現は責務となっています。
当社においては、長年にわたり、全社的なISO14001に基づいた環境社会活動、また環境・再生可能エネルギーの建設にも携わってきました。カーボンニュートラル実現のため、ZEBやZEHにも積極的に取り組んでいきます。

自主行動計画

当社は『社会に“ 信頼”され“よろこび”を共有する“ 活力”ある企業を目指します』を経営理念とし、「常に環境に配慮し、豊かな生活づくりに努める」ことを重点項目の一つとしています。
自然環境・地域環境に配慮した事業活動は、持続的な成長の基盤となる優先課題です。
新築・改修を検討されるお客様に、設計初期から管理運営に至るまでのZEB化の意義と優位性を説明し、ICTを融合させ快適性と省エネ性を両立したZEB化提案を積極的に行うことで、ZEBの普及に努めます。

ZEB・ZEH・ZEH-Mとは

どちらも、快適な室内環境を保ちながら、効率の良い設備システムの導入や太陽光発電などの自然エネルギーの利用により、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことを指します。
「事務所、ホテル、店舗等」を対象としたものを「ZEB(ゼブ:Net Zero Energy Building)」、「住宅」を対象としたものを「ZEH(ゼッチ:Net Zero Energy House)」、住宅のうち「マンション」を対象としたものを「ZEH-M(ゼッチマンション)」と呼んでいます。
一次消費エネルギーの削減率により、それぞれの中でも区分が設定されています。

ZEBの区分

ZEBの区分

※出典元:一般社団法人環境共創イニシアチブ

ZEHの区分

ZEHの区分

※出典元:一般社団法人環境共創イニシアチブ

※この他、NearlyZEH、ZEHOriennted、次世代ZEH+などの設定もあります。

ZEH-Mの区分

ZEH-Mの区分

※出典元:一般社団法人環境共創イニシアチブ

ZEBへの取り組み目標

当社は2025年度に受注する設計・コンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とする目標を掲げ、積極的にお客様にZEBに関する提案を行い、経済産業省エネルギー庁、環境省等が取り組むZEBの実現に貢献して参ります。また、2022年7月に一般社団法人環境共創イニシアチブの「ZEBプランナー」に登録され、お客様からのZEBに関するお問い合わせに対応する相談窓口を開設しています。(ZEBプランナー登録番号:ZEB2022P-00067)

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ZEB・ZEH・ZEH-Mの実績

当社は2030年に目指す姿を「ほほえみあふれる街を創り出す」という言葉に表し、さまざまなステークホルダーの皆様の期待に応え、さらに付加価値の高い会社へと変革し、さらなる企業価値の向上に挑戦していくためにZEB・ZEH・ZEH-Mを目指した建築を創り出して参ります。

2021年度実績

  • ZEB
    埼玉県新座市 物流倉庫
    • 地上4階、約29,000m2
    • BEI値0.42、BPI値0.55
    • ZEB Ready 認証取得
  • ZEH
    東京都稲城市 戸建住宅 5棟
    • ZEH 認証取得
  • ZEH-M
    東京都新宿区 分譲マンション
    • 地上9階、135戸
    • BEI値0.61、UA値0.48
    • ZEH Oriented 認証取得
  • 2022年度実績

  • ZEH
    東京都国分寺市日吉町 戸建住宅 16棟
    東京都国分寺市東元町 戸建住宅 8棟
    東京都小金井市東町  戸建住宅 8棟
    • ZEH 認証取得