新卒
リノベーション施工管理
辻 智正
リノベーション事業部
工事部 課長補佐
工学部 建築学科卒
2012年入社

PROFILE

入社後は、一貫してリノベーション工事を手掛ける。工事係として、市民会館、都立高校、都営団地などの公共施設の改修工事に携わった後、入社6年目に現場所長に抜擢。下水処理場の改修、オリンピックで使われた東京スタジアムの昇降機棟増築、省庁大学校の校舎や講堂の改修工事などで経験を積み現在に至る。

誰からも認められる現場所長となって、
自ら技術や経験を次の世代に引き継ぐ

インタビューイメージ1

Question-1

西武建設への
入社理由を教えてください

私は、父親が内装関係の職人だったこともあり、関して身近に感じながら育ちました。月並みかもしれませんが、「将来は大工さんになりたい」といった幼い頃の憧れがそのまま大きくなって建設業の道を志したような形です。就職活動にあたっては、「設計も面白いけど、実際にモノづくりをする仕事の方が自分には合っているな」と考え施工管理を志望。いろいろなゼネコンの中から西武建設に興味を持ったのは、出身地である埼玉県でたくさんの施工実績があったからです。そして企業研究を進めていく中で、鉄道と道路の上下立体交差の切り替えを一晩でやりきる工事などに感銘を受けて、「この会社で働きたい」という思いを強く抱くようになりました。

Question-2

リノベーション工事の
魅力について教えてください。

私は入社以来、リノベーションと呼ばれる改修工事に携わってきました。既存の建物の劣化した部分を綺麗に直したり、新しい用途に変更し利便性を向上させたりするリノベーションの面白さは、着工前と竣工後のビフォー&アフター、つまり自分の仕事の成果が目に見えてわかること。マンションの住人や施設の利用者がいる環境で、改修する箇所を囲って工事を行うことが多いため、リノベーションならではの安全や騒音対策が求められますが、工事が完成したあかつきには、「きれになったね。ありがとう」という感謝の言葉を直接もらうことができるのが魅力です。今、SDGsが注目されて建物を長く大切に使う時代になっていますから、リノベーションは、大きな可能性が広がる、やりがいのある領域だと感じています。

インタビューイメージ2

Question-3

入社してから、
どのように成長してくることができましたか?

現在は現場所長として、改修工事に関わる安全・品質・工程・原価を統括管理する立場で働いています。これまでを振り返って、最も成長の糧となった仕事が、入社2~3年目の都立高校の改修工事です。図面のチェック、足場など仮設資材の発注業務、専門業者との打ち合わせ・・・ 夢中で現場を駆け回る毎日でしたが、様々な業務をこなす中で、施工管理者としてステップアップすることができました。また初めて現場所長を務めた下水処理場の改修工事も忘れられません。「現場所長を任せる」と言われた時は、喜びと不安が入り混じっていました。外壁や内装改修、発電機や燃料タンク、屋上防水の改修など、多くの工種をこなす工事でしたし、「手違いがあると、地域の下水道処理に影響を与えてしまう」というプレッシャーもありました。それでも、上司や先輩からサポートしてもらいながら、無事に完成させることができ、大きく成長できるきっかけとなりました。

Question-4

仕事の難しさ、
面白さを教えてください。

私のプロフィールの特徴は、公共工事を数多く経験していることです。公共工事には、特有の難しさがあります。貴重な税金を使って行われますから、極めてシビアに採用した工法や調達した部材の妥当性、仕上がった工事の品質が問われるのです。それらを説明するために、工事の完成までに、幾つもの書類を作成、提出する必要があります。そのため私たちは、公共建築工事標準仕様書(※)を片時も離さず、求められる書類作成をひとつずつクリアしていきます。地道な作業の積み重ねですが、意匠面など難易度の高い施工が多い公共工事から得られた知識や技術力は、今後のキャリア形成の武器になると思います。

(※)公共建築工事標準仕様書:官庁施設などの工事に使用される材料・機材・工法・試験についての標準的な仕様を示した資料

インタビューイメージ3

Question-5

西武建設でどんな風に働きたいと思いますか?

西武建設は、社員のタテ・ヨコの関係が良い会社です。本社の上層部は、「困っていることはないか」と最前線の社員を気にかけてくれます。一方、所長同士あるいは担当者同士は、互いの現場の成功や失敗をしっかりと共有しています。こうしたタテ・ヨコのつながりのおかげで、会社全体に「みんなでいい工事をしよう」という空気があふれています。そんな西武建設ですから、みんながポジティブに働いていけると思います。私自身としては、「辻がいれば大丈夫」といわれる所長になることが目標です。そうなるために目の前の工事で、発注元から表彰をいただけるような質の高い仕事を追求していきます。

6:00

起床

8:00

現場到着

8:30

ラジオ体操、朝礼

9:00

午前の業務

現場巡回、作業打合せ、メールチェック、施工図の作図等

12:00

昼休み

13:00

午後の業務開始

定例会議等の打合せ、現場立会等

16:00

現場巡回

当日の進捗確認と翌日の予定確認

19:00

業務終了

20:00

帰宅

夕食、趣味の時間。